エアフォースブルーが特徴のB-15Cがベースとなった、GERUGAのフライトジャケット。リブ襟なので厳密にはB-15C(MOD)がベースになるのかな？デティールはベースをなぞりつつも、胸の酸素マスク用のボックスタブは単に無くすのではなくデザインはそのままにポケットに変更。戦闘機に乗らない（であろう）普段の生活にはおよそ不必要ですが、フライトジャケットの印象的なパーツの一つでもありますもんね。オリジナルは着丈の短さも特徴ですが、着易いようにサイズバランスをアレンジ。高密度ナイロンツイルは撥水性も高く、控えめの厚さといえども中綿はシンサレートなので保温性も充分。今回当店が選択したのは、B-15Cとの組み合わせとしては少々珍しいカラーのセージグリーン。深みのあるカラーリングですが、生地自体は凹凸がないので当たり前のように糸からこの色だろうと思っていたのですが、説明を読んでみるとジッガー染という方法で染色されているそうな。修行不足のわたくしめには初耳の染色方法で、改めてまだまだ勉強不足だな〜と猛省。
オリジナルも、それを忠実に再現したレプリカも目の当たりにするとスゴいな〜と感心してしまうのですが、LOST CONTROLのM-65然り、オリジナルのデザインを踏襲しつつも各メーカーのポリシーでアップデートされ製品となっているので、街着としても違和感なく普段使いできるというのも魅力のひとつなんだろうなと思うのでした。
