『メイド・イン・ジャパンのステッチダウンブーツを』ということで製作された”ROOTS”。あえてクセのないスタンダードなブーツを狙ったそうですが、採用されたホースバットやトゥのボリュームが主張しているおかげか、やはり只者では無い雰囲気を纏っています。通常の6インチハイトモデルは、それこそスタンダードで着用する人を選ばないのは重々承知しておりますが、バイクに乗る僕はちょいと長めの8.5インチハイトを選択。パンツをロールアップして短めに穿いている時でもソックスが見えにくいですし、6インチモデルに比べてシャフト部分のシワの入り方が大きくより立体的なルックスになるし。そもそも、ただ置いてあるだけでもシビれる佇まいのブーツはなかなか出会えないでしょう。普段使いはもちろん、長時間歩いたりバイクに乗ったりとそこそこハードに履いていますが、へこたれる気配はゼロ。それどころか深いシワが刻まれ、所々に芯が徐々に現れてきて、愛情は深まるばかり。ずっとホワイトのシューレースで履いてきましたが、ブラックに変えたらまた雰囲気変わりそうだなといろいろ妄想中なのです。