13日目:5/22(月)
この日はとうとう北海道一周のスタート地点、そして最終地点でもある苫小牧フェリーターミナルへ。いつも通りなるべく外周を走りつつ、途中もらい損ねたダムカードをいただきに寄ってもたかだか200kmないし、帰りにもう2〜3ダム寄っちゃうかな〜ってルートを確認。北海道にいたときは気づきませんでしたが、もう距離感が完全にバグってて400km以下がひとつのボーダーラインに。ただ、2〜30kmオーバーなら許容範囲って調べたのですが、どうやっても2ダムが限界。ここは無理せず、2ダム・3ダムカ・約420kmのコースに決定。翌日は函館が目的地(およそ100km)だし、テントの片付けやパッキングの手間を省きたかった、そして何より露天風呂が最高だったので同じキャンプ場を使用することに決めたので、テントや(貴重品以外の)持ち物はそのままでOK。前日の雨せいで衣類は全てぐっしょりでしたが、なんとか着れるくらいまでは乾いたし、走っていれば乾くでしょっつーことで出発。昨日に引き続き案内が見えた道の駅は全て立ち寄りあるものをゲットしたり、アップダウンが激しい市街地を抜けたりして、海から近い(ルートに取り入れやすい)幌別ダム(ほろべつダム)へ到着。お次は北海道上陸後の初ダム(となる予定だった)厚幌ダムカードを手に入れ、フェリーターミナルにもあっさり到着。感動のフィナーレ!ってのを期待していたわけではないのですが、あっさり過ぎて拍子抜け。でも無事にお家へ帰るまでが旅ですので、気を引き締めてまいります。帰りも道の駅&1ダムの予定で進行。妻から『ちゃんと北海道らしいご飯食べてください』と言われたことを思い出して、立ち寄った道の駅で豚まん&ハスカップまんを摂取。美味しいけど、うん、まぁ想像通り。でもあんまんは普通の方が好みです。この日の最終目的地・漁川ダム(いざりがわダム)に到着したのは14時過ぎ。ちょっと予定より推してますが、今日はテント設営もないし、明日はゆっくりスタートでOKだし、帰り道に何かないかな〜…お、ちょっと遠回りすれば支笏湖(しこつこ)あるじゃん。半周くらいして帰ろ〜ってお気軽にルート決定。帰りは約160〜170km・3時間以内で帰る予定が、途中で道を間違えてしまい220km・4.5時間のライドに。キャンプ場近く(と言っても20km以上離れてる)のセコマで食べたカツカレーが沁みたなぁ〜…。でも予定外だった洞爺湖にも寄れたので、結果オーライでしょう。さすがに写真撮る元気は残ってなかったけど。ちゃんとビールも用意しておいたので、いつものコースで1日ご苦労様でした。
本日の走行距離:約470km
ダム:7
ダムカード:5
マンホールカード:1
本日の出費
宿泊代:1,500円(キャンプ場)
ガソリン代:4,086円(2回)
飲食代:750円(豚まん)
コンビニ:1,266円(夜ご飯、水、ビール)
合計:7,602円
14日目:5/23(火)
北海道最終日(厳密には翌日北海道を発つ予定)。この日は函館泊予定ですがホテルのチェックインまで少々時間があるので、2日前の雨で断念した2ダムへリベンジ。もう100kmなんて屁でもないとタカを括ってましたが、北海道一周も完了しちょっと安心したのか、それとも気が抜けたのか、異様に眠い。めちゃくちゃ天気が良かったのも原因の一つかもしれませんが、とにかく眠い。睡魔と激闘の末、なんとか新中野ダムへ。時間に余裕もあるのでのんびり矢別ダムへ向かい、管理所でダムカ受領式へ。いい歳のおじさん?おじいさん?が現れて、無事カードを受け取り『どっから来たの?』と会話がスタート。なかなか強めな北海道弁のため半分くらい理解できませんでしたが、ちょっと待ってろよ〜と奥の方でゴソゴソ。コレ持ってけとコーヒーと矢別ダムのパンフレットをくれました。このパンフレットが教科書の表紙みたいな紙で高級感があってちょっとビックリ。『気をつけて帰れよ〜』と見送っていただき感謝でございます。その後はインスタDMで教えていただいたラッキーピエロでランチ。いいねー、嫌いじゃないよこの感じ。色々食べたかったけど、この2週間で更に胃が小さくなったようですぐにお腹いっぱい。それでも時間を持て余したので、津軽海峡に面したパーキングで遠く向こうに見える本州を眺めてぼんやり。チェックインを済ませてすぐに準備をし、こちらもなんとなく絶対に行きたかった五稜郭(タワー)へ直行。僕、五稜郭って古墳的なモノだと思ってましたが全く違うんですね。解説をじっくり読んでたらめちゃくちゃ興味出ちゃって、全然時間が足りなかった…。いい具合に日も暮れかけてきたので、函館駅近くの飲み屋街へ移動。前日からチェックしていた鮨屋さんへ向かうも扉が開かず…Google先生は営業中っておっしゃってますが?しょうがないのでこんな時のために何軒か押さえてあるんだよね〜と他を当たるがピンとこず、コレで最後と思ったお店の雰囲気がバッチリだったので迷いなく入店。豪華なお通しに驚きましたがおすすめを伺うと『ウチ、実はモツ鍋屋なんだよね〜』と。北海道でモツ鍋かぁ〜…と思わなかったといえば嘘になりますが、最近食べてなかったしせっかくだからいただくことに。もちろん、全て美味しかった!その後ももう一軒にフラれ、もーいいやということでコンビニで購入したビールを片手にホテルの湯船でダラダラと。全くもって僕らしい北海道最後の夜でございました。
本日の走行距離:約153km
ダム:2
ダムカード:2
本日の出費
飲食代:1,679円(昼ご飯)
ガソリン代:2,174円
宿泊代:3,450円(ビジネスホテル)
交通費:600円(市電一日乗車券)
交通費:900円(五稜郭タワーチケット)
飲食代:5,020円(夜ご飯)
コンビニ:1,374円(ビール、お菓子)
合計:15,197円
15〜16日目:5/24(水)〜25(木)
とうとう北海道ともお別れ…なのですが、青森から名古屋まで自走で帰ることにしたため、ルートや体力が気掛かりで惜別の念などゼロ。12:20箱館発のフェリーに乗り込み、少しでも寝ようと一般客室で横になるもなかなか眠れず、窓の外を眺めながらウトウトを狙ってみたもののそれも無理。そうこうしているうちに予定通り青森港に到着したので、下船してからルートを確認して早速出発。前述の通り、距離・スピード・時間の感覚がちょっとおかしくなってたので、『1,000kmってだいたい3日分でしょ?ダム寄るわけじゃないし、高速だから夜中ならラクショーっしょ。』っとナメていたのですが、夜になると見える風景に全く変化がなく、トラックもバンバン走るのでホントただ走るだけ。移動途中にスパイキーくん(www.youtube.com/@spikych.thundercat1200)と連絡をとり、足柄SAに午前2時ネ♪と思春期のような待ち合わせ。目的ができたため、目も冴えワクワクしながら走ったのですが、JCTでルートを外れて八王子ICで降りるハメに。おまけに幸か不幸かETCが反応せず、荷物を下ろしてカードを取り出してからまた荷物を積んで…痛いタイムロスのせいで30分の遅刻。その節は心配かけちゃって申し訳ございませんでした。ご飯食べながら退職や北海道の話で盛り上がり、4時ごろSAを出発。途中まで一緒に走り、また一人で黙々とバイクタイム。あと150kmくらいというところからちょいちょい意識が薄れ、手足も冷たくなってきたので、もう残り100kmくらいでしたが慌てて浜松SAで休憩。バッチリ回復したつもりで再び走りはじめましたが、浜松からの記憶も曖昧。どうにか無事名古屋着き、料金所手前で念の為ETCカードを抜き差しし読み込み確認。にも関わらず、通過時にバーは上がらずまた荷物の上げ下ろしで私の旅は終わりを迎えました。
本日の走行距離:約1,084km
本日の出費
お土産:3,034円
ガソリン代:7,103円(3回)
飲食代:676円(足柄SA)
交通費:11,830円(高速代)
合計:22,643円
ホントみなさま、長々とお付き合いありがとうございました。ロンツーやキャンプ経験(ほぼ)無し、加えて無計画・突然の北海道一周でしたが、大きなアクシデントに遭遇することもなく、無事に帰ってこれました。『結構チョロいぜ、北海道!』なんていうつもりは全くなく、ただラッキーなだけだったんだろうな〜と。まぁ、積もる話はたくさんありますので、今度の週末のイベントの時にでも色々報告させてください。旅の後半に道の駅を訪れて集めたお土産もございますので、先着順となってしまいますがぜひもらってやってください。
総走行距離:5,189km
ダム:42
ダムカード:37
出費合計:186,887円